同じ写真と文章を使っているのに、Instagramでは反応があって、Xではほとんど反応がない。
逆に、Xでは読まれた内容が、Instagramではあまり届かない。
そんな経験はないでしょうか。
これは、内容そのものだけが原因とは限りません。
反応が違うのは、SNSによって、情報を受け取る人の状態や、その場で自然に感じる見せ方が違うからです。
ここでは、SNSごとの文脈の違いと、同じ素材をそれぞれの場所に合わせて見せる方法について考えてみます。
場所が変われば、受け取る文脈も変わる
例えば、Instagram、X、ブログ。
それぞれの媒体には、その場に合った空気感や集まる人の雰囲気というものがあります。
例えば..
Instagram|ビジュアルを入口に情報を受け取る
X|言葉や気づきをきっかけに情報を受け取る
ブログ|知りたい情報を調べ、詳しく読む
それぞれの特徴を見ると、その人がその時どんな状態で情報を受け取るかの違いがわかりますよね。
反応が違うからといって、SNSごとにゼロから作り直す必要はありません。
同じ素材を、
その場所に合わせて少し「翻訳」する。表現を変える。
同じことを違う見せ方でアプローチしていくわけです。
同じ素材(情報)で、印象は変えられる
たとえば、自分の経営するカフェで新商品のレモンケーキを紹介したいとき。
使いたい写真は、同じ1枚。商品も同じ。
それでも、見せ方はいくつか考えられます。
Instagramなら、
今日のおやつに、レモンの爽やかな香りを楽しんで。
と、写真で商品の雰囲気を一番印象的に見せる。見た瞬間食べたくなるような。
Xなら、
レモンケーキって、甘さが強いと午後には少し重い。
だから今回は、レモンピールを混ぜて酸味を少し強めに調整しました。
と、商品の裏側にある考えや気づきを見せることもできます。
ちょっと聞いて得した気分になる情報。
ブログなら、
なぜこの商品を作ったのか、
どんな味なのか、
どんなときにおすすめなのか、
どこで購入できるのか。
必要な情報を順番に整理して正確に伝える。
複数記事にわけて、1テーマ1情報でわかりやすくしても良いですね。
同じ商品でも、置き場所によって文章表現をすこし調整して変えて書く。
商品そのものは同じまま、角度を変えて情報を見せることで、その場に合った表現ができるわけです。
伝えたいことは同じまま、その場所で受け取りやすい形に少し変える。
画像も場所に合わせて調整する
投稿そのものだけでなく、サムネイルやアイキャッチなども同じものを使いまわさず、スマホで見たときに見やすいかを確認しながら、文字サイズやデザインを調整する。
こうした小さな調整も、その場所に合わせた「翻訳」のひとつです。
同じ素材を活かしながら、その場所にきれいに収まるように整える。
そうすることで、いろいろな媒体を横断して見られたとき、ブランドとして統一感のある印象になります。
まとめ
同じ写真や文章を、媒体ごとに全部いちから作り直す必要はありません。
伝えたいことは同じまま、その場所で受け取りやすい形に少し整える。
「何を伝えるか」だけでなく、
「どこに置いて、どう見せるか」
まで考えると、同じ内容でも違う伝え方ができます。
今までの投稿も、媒体ごとに「どう見えていたか」を振り返ってみてください。
そこから、次の見せ方や改善策が見えてくるはずです。