きれいなデザインで、情報もわかりやすい。
世界観もきちんと作られている。
それなのに、なぜか印象に残らない。
そうかと思えば、思わずブックマークしたくなる投稿もある。
SNSを見ていると、ふとそんな投稿の違いについて考えることがあります。
印象に残る投稿と、すぐに忘れられる投稿。
その違いはどこにあるのでしょうか。
情報が正しくても、印象に残るとは限らない
例えば、誰かに
「これ、いいよ」
とおすすめされたとします。
同じ言葉でも、
仲の良い人から聞くのと、
顔見知り程度の人から聞くのとでは、
受け取る印象が少し変わりますよね。
情報そのものは同じでも、
誰が伝えるのか
どんなふうに伝えるのか
によって、感じ方は変わります。
SNSの投稿も同じです。
いくら正しいことを、きれいにわかりやすく発信していても、誰がどのように伝えているか
という部分は、真似することができません。
だからこそ、情報が正しいだけでは、印象に残るとは限らないのです。
人は「自分との接点」が見えたときに反応する
それじゃあ、何万人もフォロワーがいるようなインフルエンサーが、全員と最初から仲が良いかといったら、そうではないですよね。
つまり、人は「友達だから」という理由だけで反応しているわけではありません。
では、どんなときに気にかけてもらえるのでしょうか。
例えば、
・自分に関係があることが書いてあった
・「そうそう、それ!」と思うことが書いてあった
・文章や雰囲気がなんとなく好きだった
そんな小さなきっかけから、人は投稿に興味を持ちます。
最初に投稿を見たとき、
「自分との接点」が見つかるかどうか。
その違いが、人の反応を大きく左右しているのかもしれません。
印象に残る投稿は、読む人の記憶を動かす
印象に残る投稿は、なにか特別なテクニックを使っているわけではありません。
違いはどこにあるのか?
例えば、
「朝はコーヒーがないと頭が動かないんです」
と言われても、ふーんで終わるかもしれません。
でも、
「朝、子どもを送り出してやっと一息つける時間に飲むコーヒーが好きなんです」
と言われると、なぜか情景が浮かびます。
そして、
「私は朝どう過ごしているだろう」
「私にもそんな時間があるな」
と、自分のことを考える人もいるでしょう。
情報量はそれほど変わらないのに、印象の残り方は違います。
人は情報そのものに反応しているのではなく、その情報が自分とどう関係しているのかを無意識に考えています。
自分の伝えたいことをただストレートに書くのではなく、読んだ人が自然と自分のことを重ねられるような投稿は、記憶にも残りやすいのです。