SNS担当者ひとり任せでは続かない──小さな会社がまず整えるべきこと

SNS担当者ひとり任せでは続かない理由を解説するブログ記事のアイキャッチ画像 SNS運用
この記事は約4分で読めます。

SNSは大事だと分かっていても、社内の誰が、どのように継続すべきか…その判断が難しい。

小さな会社やお店では、InstagramやXなどSNSの更新を社員のひとりに任せるケースがあります。

営業事務や経理、広報などの実務をこなしながら、勤務時間内にSNSを更新(投稿、文章、デザイン、分析まで全部かかえることになります。)

「プライベートでもやってるならできるでしょ?デザインや写真も得意そうだし。」と軽い気持ちでお願いしてしまうこともあると思います。

実はこのパターンで更新が続かなくなることが多いんです。
でもそれは、任された担当者のせいではありません。

なぜできると思っていた社員に任せたのに、SNSの発信が長く続かないのか。
小さな会社やお店が考えるべき解決策についてまとめました。

なぜ発信は“担当者ひとり”では続かないのか

実務と発信は、性質がまったく違う仕事だから

  • 実務:事務作業・顧客対応 ⇒ ルーティーン作業メイン
  • 発信:インスタなどSNS ⇒ 考える・設計する・改善する

まったく性質が違う仕事なので、実務ができるからといって、発信も同じようにできるとは限りません。

発信には公開前の“準備時間”が必要

事務などの実務はルーティーン作業も多く、慣れれば誰でもできる部分も多いですが、発信は違います。ただ文章を書いて投稿するだけでなく、情報をまとめたり、考える時間も必要な仕事です。

アイデア出しと整理

素材の準備

文章構成

デザイン調整..など

投稿だけでは見えない細かい作業がとても多く、業務時間内のすきま時間にできる仕事ではありません。

投稿した後は反応を見ながら分析や改善をしたり、お客さんからのコメント・問い合わせ対応業務もあります。

担当者が一番負担を感じるのは実は「評価されないこと」

しかも、SNSは営業のように数字で目に見える成果が出る業務ではなく、やったからといって「すぐ売上(数字)に直結しない」ため、社内評価がされにくい仕事です。

さらに、まわりの社員も任せっきりで協力しなければ、担当者のやる気が落ちるのも当然ですよね。

“評価されない仕事は優先順位が下がる”
これは担当者個人の問題ではなく、仕事の構造上そうなることはご理解いただけると思います。

経営者が気づかない “発信が止まることでの損失”

採用・取引・問い合わせに影響

  • 企業SNSは「会社の状態」を測る指標になっている
  • 更新停止の会社は“動いていない”ように見える
    → 経営者が気づかないところで不利益が発生している

ホームページと同じように、求職者や取引先は問い合わせ前にSNSをチェックしています。

もし企業アカウントとして運営していくのであれば、しっかり整えておかないと、社長が気づかないところで不利益が発生したり、会社の印象にも影響が出る場合があります。

  • 採用:求職者はSNSで“社風”を見ている
  • 取引:SNSが最新なら「動いている会社」だと伝わる
  • 信頼:更新が止まると“今うまくいっていないのかな?”と誤解される

つまり、個人アカウントとは扱いや世間の印象が違うため、個人SNSの延長でやるには難しい仕事です。

お客様からの信頼に影響

例えば、同じ地域の競合が会社のサービスや商品について、定期的に情報発信しているのに、自社ではなにもできていない場合、お客さんに選ばれるのは、発信がうまい企業かもしれません。

発信が止まると最新情報を伝えられないだけでなく、お客さまからの期待や信頼を失うこともあります。

ではどうすれば発信は止まらなくなるのか?

担当者ひとりに依存しない仕組みを作る

例えば簡単で良いので、まずは「社内の仕組み」を作る。
そして複数担当をつけてチームで運営していく。
ひとりの社員に丸投げしないことが大切です。

ルールを決めておけば、迷う時間もなく誰がやっても同じように対応できます。

  • 月1回の方針共有
  • 投稿ルール
  • 写真・文章の提供体制

業務と分離して“時間”を確保する

  • 週に1時間
    → 投稿準備の時間を確保することが最重要。

業務とは別に、SNS運用のための時間を確保することが最も重要。
安定した投稿ができるよう整えていきましょう。

外部パートナーを入れれば、担当者は“調整だけ”でよくなる

人手不足で担当者を複数人つけることができない時やSNSができる人が社内にいない場合は、外部パートナーを検討してみてください。小さな会社ほど分業が効果的です。

担当者だけでは追えない「文章・デザイン・戦略の整え」を補えます。
デザインや発信のプロに任せることで、違いを実感できると思います。

外部パートナーがいれば、社内担当者は素材の準備と社内調整に専念することができます。

発信を続ける会社は、“担当者の能力”ではなく“仕組み”で勝つ

担当者ひとりに任せきりにすると発信が止まるのは、
担当者の能力不足ではなく、 構造の問題だったのです。

そして、中途半端なまま発信が止まると、会社のほうが静かに損をすることも。

だからこそ、

  • 社員ひとりに依存しない
  • 仕組みを整える
  • 必要なら外部パートナーと組む

この3つが小さな会社やお店が無理なくSNSを続ける現実的な方法。

まずはできる範囲で、無理のない仕組みづくりから始めてみてください。

次に読みたい記事:
投稿が苦手で続かない人は、工夫を3つに絞る

タイトルとURLをコピーしました