Xは“観察”に強い。情報収集で発信に役立てる方法

Xは“観察”に強い。情報収集で発信に役立てる方法 発信・SNSの整え方

X(旧Twitter)は、拡散力が魅力的に映る一方で、「会社でどう使えばいいの?使いこなせるだろうか」と迷われることも多いSNSではないでしょうか。
実は、運用していなくても“観察と情報収集”の場として使うだけで十分役立ちます。

観察で得られるもの

  • お客様の声
     「〇〇買いました」「△△って便利」など生の感想が見える。
  • トレンド
     業界の動きや季節の話題をキャッチ。投稿のヒントになる。
  • 地域の情報
     イベントやローカル情報をいち早く知ることができる。

実務で活かすコツ

  • ハッシュタグで検索
     「#地域名」「#商品ジャンル」で調べると実際の声を見つけやすい。
    社名+商品キーワードなどで検索しても出ます。
  • いいねやリポストは無理にしなくてもOK
    お客様は、会社が必ず見ているとは思っていません。反応しなくても情報収集の面では十分役立ちます。
  • 社内で共有する
     見つけたお客様の声をメモして発信や企画の参考にする。

気をつけたいこと

  • お客様の投稿を無断で引用しない
  • 批判的な声に過剰反応しない
  • 公式の発言はすべて会社の意見になる

運用しなくても効果はある

会社でXを公式に運用していなくても、お客様が自主的に投稿してくれることがあります。
その口コミが拡散され、売上データの裏に、Xでの口コミや話題が影響しているケースも実際にあります。

実際にわたしも会社の商品が急にいつもより売れていて、調べたらXでバズっていたということがありました。

だからこそ、今何が起きているか状況把握のためにも観察するのに価値があるSNS。
発信はしなくても「どんな声が広がっているか」を見ておくだけで大きなヒントになります。

まとめ

Xは「発信の場」であると同時に「観察の場」。
お客様の声や市場の動きを日常的に観察することで、会社の発信だけでなく企画や経営判断にも役立ちます。

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